参画堂日記

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カナダ日記73
appy ride

また、また、やってきました!プライド・トロント!

トロント市庁舎前には、レインボーフラッグがはためきました。
今年のテーマは「Unstoppable!」
先週6月15日から、はじまったプライド・ウィークの最終日を飾るのが
24日の「トロント・プライド・パレード」です。

いまや「ゲイパレード」というより、トロント市長自ら、マイノリティーの権利を高らかに謳いあげるパレードは、市をあげてのお祭りのよう。27年の歴史を持つこのパレードは、2時間半に及ぶ盛大なものになりました。

パレード好きの北米人は、のりのりで、沿道の観客は、レインボー色の洋服、レイや小物で身を飾り、レインボーフラッグを振り、「ハッピー・プライド」と歓声をあげ、大騒ぎ。

大音響とともに何台も続く虹色で飾られた大型トレーラーの上では、派手な女装をした「おかまのお姉さんたち」や、ちょっと色っぽい「ハードゲイ系のお兄さんたち」、水鉄砲をかまえ観客めがけて「バトル」を繰り広げるお祭り系の若者など、いろんなパレード参加者が、観客の目を楽しませてくれます。毎年恒例、上半身裸の女性や、生まれたままの姿のおじさんたちも登場。

ど派手なグループのお祭り騒ぎより、今回わたしは地味なマーティング系の団体が掲げるプラカードに関心を持ちました。
「わたしは、ゲイの息子を愛してる!」
「お母さん二人じゃ、なぜいけないの?お父さん二人じゃ、なぜいけないの?」
「レズビアンもゲイも平等に働ける場所を!」
「子どもたちに教えよう。君たちはそのままでいいんだよ、と」
こういったプラカードの声一つ一つが現実だと思います。

マルチカルチュアル、多様性を掲げるトロントでも、実際には、様々な差別が存在します。
100万人以上とも言われるパレード観客の中に、本当の意味で、マイノリティーの存在を真剣に考えている人は、どれほどいるのかと、ふと思ってしまいます。派手な音楽と共にセクシーに腰をふり、一目をひきつけるような団体に、沿道の観客は大喜びですが、セクシーさだけを面白がっている人が大半かもしれません。

本来、マイノリティーの権利を主張するための「トロント・プライド・パレード」。年々派手になっていくかわりに、もともとの目的が見失われてきているとも言われています。参加費用が高額になってしまったため、小さな団体が参加しにくくなったとも聞きます。

「トロント・プライド・パレードは、セクシュアル・マイノリティーのために存在するのではなく、もはやトロント市のものになってしまった」と、企業や政治の広報に使われ始めたパレードを問題視する意見もあります。
ただ、いろいろ問題はあるのでしょうが、日本で行われるプライド・パレードの状況、日本のセクシュアル・マイノリティに対する社会の認識を考えると、トロントのように市をあげて祝い、街中が関心を持つことの意義は大きいと思います。トロント市長自らだけでなく、トロント市議会、トロント市教育委員会、トロント市警察、トロント消防局など市の機関がこぞって参加し、プライド・パレードを祝うような市が他にあるでしょうか?ダイバーシティー・トロントの大きな魅力は、そこにあるように思います。

レズビアンのカップル、ゲイのカップルが手をつないで、堂々とパレードを練り歩く姿は、ちょっと感動します。みんなと同じじゃないと排除されやすい日本の社会において、セクシュアル・マイノリティーの人達が、いかに生きづらいかは想像できます。彼らが、ごく当たり前に暮らせる社会は、社会的に弱者と呼ばれる人達にとっても暮らしやすい社会に違いありません。誰もがそれぞれの存在を認められるような社会は、誰もが暮らしやすい社会だと思います。そんな社会をめざしたい。
(伊藤静香)

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トロント市長デビット・ミラー

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