参画堂日記

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流れ星日記65:シンポジウムのお知らせ
今日は、イベント開催のお知らせです。

5月26日(土)に、つながれっとNAGOYAにて
シンポジウム「いのち〜誕生をみつめて〜」を開催します。
(詳細は、つながれっとクラブHP:http://tsunagalet-club.net//をご覧ください)

パネリストのお一人、松永知恵美さんは
「バースフォトグラファー」として、これまでに250名以上の
出産の現場に立会い、撮影を続けていらっしゃった方。
「出産」は、自然分娩の場合、まず日時を決めてできるものではありません。
だから松永さんの仕事も、24時間、いつ入るのか予想不可能なのだとか。
そんな激務でも、何故、彼女は出産をテーマに撮り続けるのでしょうか。
そして、その体験の中から、何を感じてきたのでしょう。

松永さんは以前、イベントの打ち合わせのために
センターへ足を運んでくださったことがあります。
わたしはその時、初めて二言、三言挨拶を交わしてすぐに、
彼女の前向きで明るいエネルギーを感じ、とても好ましい方だと思いました。
その、朗らかな人柄と、上記のような精力的な活動にも魅力を感じましたが、
彼女が写真家として活動を始めたのは、ご自身が結婚と2児の出産を経て、
育児の最中からなのだと伺って、わたしはさらに彼女の活動に関心を持ちました。

「いのち」ってなんだろう、と感じている方。
「出産」の当事者はもちろん、支えるパートナーや家族、援助者として何ができるか、
あるいは何が必要かを考えてみたい方。
「いのちを育む」ことの原点に立ち戻って、ご一緒に考えてみませんか。
松永さんの魅力に触れるだけでも、絶対元気がもらえると思います。
是非26日、つながれっとNAGOYAへお出かけください。

ところで「出産」って、
命が女性の体に宿ったら、いつの間にか育ち、たいてい自然にできるものなのだと、
10代の頃のわたしは思っていました。
わたしの祖母が、8人も産み、しかも多くは自分ひとりで取り上げたことを
繰り返し、聞かされていたからです。
(今思うと祖母は、かなり、というより“超”安産タイプだったのだと思いますが)
“産み月になると、自分で灰の入った座布団を作り、出産の準備をした”
“自分でへその緒も切ったぞ”というような、現代とはおよそかけ離れた話の中で、
そんな、「出産は自然にできるもの」というイメージをわたしは抱いていたのです。
(痛そうで、怖くて、顔をしかめながら聞いていたこともあったけど)

ところが。
自分の初めての出産の体験は、その「自然」とは全く違っていました。
産院での毎月の検査・検診は、とてもシステマティックで科学的な感じすらするし、
(もちろん、それらの意義は良く認識し、納得していますが)
実際の出産はというと、期待に反して陣痛促進剤を用いてのもの。
なんと薬を使っても初日では生まれず、結局2日目の夜8時までかかり、
意識が薄くなりそうな痛みの中で、「この子って誕生日が決められちゃうんだなあ」
なんて思った記憶があります。
そして、その出産を待っていたわたしの母と祖母はというと、
わたしの叔母が15年ほど前の出産時に同じく陣痛促進剤を使い、
娘(わたしの従妹です)を仮死状態で産んでからの苦しみと、
脳性麻痺で今も続くケアと困難を間近で見ていることから、眠れぬ夜を過ごしたようです。

その後、第2子、第3子の出産は、また全く違う体験だったのですが、
こんな風に「出産」にまつわる体験は、とても個人的で、実にさまざまです。
「わたしの時はこうだったから、あなたも絶対こうよ」とか
「あなたもこうすべき」ということはないのですよね。
しかし、それでも他者に語らずにはいられない思い、というのがあるのを
わたしは自分のこととしても、出産経験を持つ女性を見ていても感じます。
それは、出産が自然なこと、誰でもすること、(まして機械のようにできること)
では全くなく、個人の体も人生も大きく揺さぶるほどの
長く、重く、記憶に刻まれる体験であるからだと思うのです。

そんな個人的な、そして母子共に命にかかわる出産の体験に
ずっと寄り添ってきた松永さんの目から見た「いのち」って、どんなものでしょう。
繰り返しになりますが
26日、沢山の方と、ご一緒の時間を共有できれば嬉しいです。
(中村奈津子)
| 流れ星日記 | 09:56 | comments(0) | - | - | - | ↑PAGE TOP
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