参画堂日記

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流れ星日記1105:セルフドキュメンタリー映画『抱く{HUG}』(ハグ)のこと
『抱く{HUG}』(ハグ)という映画が、この春から京都を皮切りに劇場公開されます。その映画の紹介記事と、2月に行われる先行上映のご案内をWANのシネマラウンジに掲載しました。

この映画は、東日本大震災によって起きた福島第一原発事故を取材した女性(海南(かな)友子監督)が、何とその取材の直後に自身の妊娠を知ることになった、という驚くべき出来事によって、取材の方向をフクシマから自分自身へ180度転換して撮ったドキュメンタリー映画です。(もう少し詳しいストーリー紹介はぜひ、WANの記事をご覧ください<(_ _)>)ぜひ、機会があればご覧いただきたい作品です。

監督が、自分自身(や身内含む)を取材対象として映画を撮る「セルフドキュメンタリー(私的ドキュメンタリー)」と呼ばれる作品は、1970年代から出始め、特に90年代以降、小型のビデオカメラの普及とともに広がり、今ではたくさんの作品を見ることができます。自分を被写体にするとき、「どこまで、どのように自分自身を見せるか」というバランスがとても難しいところですが、『抱く{HUG}』(ハグ)は、そのバランスの危うさや、映画の前半から後半にかけて取材対象を180度転換させることによって生じる「揺れ」のようなものが、海南監督の気持ちの不安定さと重なって映り、かえって、とても印象に残りました。

もう1つの、わたしが思うこの映画の見所は、この作品が、一人の女性の出産をめぐる物語でもあるところです。不妊治療の末に諦めていた子どもを40歳になって妊娠し、かつ放射能の影響への不安の中で、どのような母として子どもと向き合っていけばいいのか葛藤していく姿が、短い時間の中でリアルに感じられ、見ながらさまざまな思いが巡りました。出生前診断をすべきかどうか迷いながら夫の考えを求めるシーンと、そのときの夫の態度(決して冷たくはないのだけれど問題を割り切れている。当事者ではないというのは、こういうことだなーと思いながら見ていました。同時に、彼がいつも、揺れる彼女の傍にいることに尊敬の念を持ちました)や、出産への不安とか幸福感が身体症状とないまぜになって映し出されている様子など、原発事故がもたらした不安だけではない、「産むこと」についての物語が感じられたのが良かったです。



そういえば、このブログでは久しぶりに映画のお話を書きました(*‘ω‘ *)。WANでももちろん映画の紹介は続けていきますが、これからは、そこには書かなかった気持ちや、もう少し個人的な感想をここに書いていこうかな、と思います。また、お付き合いください(中村奈津子)
| 流れ星日記 | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
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