参画堂日記

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虹色日記356:東海ジェンダー研、基礎講座
9月25日(水)の午後、
東海ジェンダー研究所(以下、東海ジェンダー研)が主催した
ジェンダー問題基礎講座(その1)を受講しました。
講師は安川悦子さん(名古屋市立大学の名誉教授で東海ジェンダー研究所理事)。

安川先生は名古屋市立大学において女性学の代表的な先生です。
わたしがいつも利用している山畑キャンパス図書館の
地下室にある「女性学資料室」には、
古い資料や女性学関係の書籍がたくさん保管されていて
それらは安川先生が残されたものだと聞いています。
わたしは先生が退官されてから名古屋市立大学大学院に進学したので
直接には面識はないのだけれど、
名古屋市の女性政策を牽引したお一人だとお聞きしており
一度お目にかかりたいと思っていました。

とはいうものの実のところ、わたしは安川先生の最終講義に出席していたのです。
ウイン女性企画に入会したばかりで女性学もなにも知らなかった頃、
たまたま事務所を訪れたときに、渋谷典子さんたち数人が
「安川先生の最終講義に行く」と出かけるところでした。
わけもわからなかったけど尋常ならぬ典子さんたちのようすから、
きっと何か面白いことだろうと後をついて名市大に向かったのでした。
そんな理由だから先生の講義の内容はまったく覚えておりません(笑)。
ただ、このとき大勢の学生たちで(たぶん年配の女性たちもたくさんいたと思う)
熱気あふれる教室を見てわたしの心の中に
「大学で学ぶ」ということがインプットされたような気がします。

 
今回の東海ジェンダー研の講座のテーマは
「ジェンダーとはなにか ―フェミニズムからジェンダーへー」。
女性学やジェンダーを扱った講座が減ったことを危惧した東海ジェンダー研が
きっちりと女性学やジェンダーを学ぶ機会を持ちたいと企画したということです。
 
安川先生の講義内容は、近代フェミニズムの登場から
現代フェミニズム、「ジェンダー」概念が登場した現在に至るまでを
女性学の歴史をたどりつつ「ジェンダー」とは何かを問いかけるものでした。
 
講義の中でわたしの心に残ったのは、
ボーヴォワールとフリーダンのフェミニズム思想です。
 
以下、レジメから引用します。

パラダイム・チェンジとしてのボーヴォワールとフリーダンのフェミニズム思想
 
資本主義社会では、職場で働く労働者は、「疎外」されて人間性を失っており、「家庭」こそ、こうした疎外から逃れて人間性を回復させる場所だとする、男性中心主義的疎外論のパラダイム・チェンジ。社会的な労働を奪われている「主婦」こそ、人間性を奪われ、生きがいを失い、「疎外」されている。これを取りどすことこそ人間(女性解放)なのだと。

 
ボーヴォワールとフリーダンは「男性の疎外論に対する異議申し立てをした」
と、安川先生は説きました。
つまり、マルクスの人間疎外論は、男性が働く職場は非人間的で、
そうした環境に晒されている男性は人間的な生活から疎外されている。
家庭こそが人間的な営みができる場であり、
その家庭中心で生活できる女性は幸せだといわれていた論理を覆したのが
ボーヴォワールとフリーダンだったということです。

職場で働く男性が疎外されている?んなわけないだろ!
ボーヴォワールとフリーダンは、
「家事と育児で主婦がどんだけ疎外感を味わっているか」
という、おんなたちの声を代弁してくれたのです。
 
そうだ!だから「女性に労働権を取り戻す」必要性があるのだ、
女性が働くということは「人間性を取り戻す」ことにつながるんだ。
わたしが言いたかったことはこれだ!っと目の前が明るくなったのでした。
 
今回の基礎講座は「その1」で今後も続けられるという。
次回がとっても楽しみです。

いとうしずか
| 虹色日記 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
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