参画堂日記

わたしをつくる、仕事をつくる、社会をつくる。
NPO法人参画プラネット オフィシャルブログ

CALENDAR
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 虹色日記352:男女共同参画奨励賞を受賞しました
    深井希代 (10/10)
  • さざ波日記:428_NPOのチカラ2013―それは、「女縁」からはじまった!
    のりこ (04/06)
  • さざ波日記:428_NPOのチカラ2013―それは、「女縁」からはじまった!
    手しごと屋 (04/04)
  • 流れ星日記1012:『隣る人』レビューです。
    なつこ (11/24)
  • 流れ星日記1012:『隣る人』レビューです。
    masayo akasi (08/11)
  • さざ波日記:404_「違いを共に生きる」講義(愛知淑徳大学にて)から
    的場かおり (07/04)
  • 流れ星日記999:お礼、そしてこれからも。
    yukiko (06/24)
  • 虹色日記331:Cinemaな日@『別離』
    なつこ (06/03)
  • 流れ星日記969:「レジリエンス☆こころのケア講座」ファシリテーター養成講座へ
    なつこ (03/11)
  • 流れ星日記969:「レジリエンス☆こころのケア講座」ファシリテーター養成講座へ
    こんちゃん★ (03/10)
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
無料ブログ作成サービス JUGEM
<< さざ波日記:429_『「女縁」を生きた女たち』(上野千鶴子、岩波現代文庫、2008年) | main | 流れ星日記1052:てれれ上映会、名古屋では明日開催します。 >>
流れ星日記1051:映画『空を拓く 建築家・郭茂林という男』

寒暖、入り混じりながら季節が進んでいきますね。
新しい場所で4月を迎えられ、
新鮮な気持ちで過ごされている方も多いと思います。

さて、そんな日々の慌ただしさの中、息継ぎをするようにわたしは
せっせと、相変わらず、映画に通っています。

で、今日は名古屋シネマテークで見た
『空を拓く 建築家・郭茂林という男』という映画の感想を。

<公式ウエブサイト、予告編も見られます>
http://www.sorahiraku.com/

郭さんが予告でもつぶやく
「男の子はね、夢があるから、成長するんですよ」という言葉は、
1921年生まれで、この映画の撮影時90歳だった郭さんの
生きてきた時代を考えると、わたしは致し方ないかな(この時代の
スタンダードな男の子用文句。大きくなれよ、丸大ハム。みたいな・・・)、
という気がします(ってジェンダー視点の感想が先立つんですやっぱり)。
それに、彼が生きてきた「建築」という世界は、
まさに男性社会が動かしてきた世界(今もほとんどそうだけど)。
出てくる映像も、ほとんどが男性なので、ジェンダー的な視点で眺めても、
いろいろ「ほほう」とか「なるほどー」と思う映画です。

加えて、プロジェクトX的に見ても、かなり面白い映画です。
わたしも建築基準法など、建築のことはあれこれ触れているのですが、
たとえば昭和の初めまでビルの高さ制限が31メートルだった法律を、
霞が関ビルを建てるために撤廃することを働きかけたのは彼だったこととか、
新宿副都心を計画した時に、彼が3つのこだわりを持って作ったことなど、
「建築」「まちづくり」に関心のある方が見ると、
これまた面白いポイントがたくさんあります。

ですが、わたしが今回、心を大きく揺さぶられたのは、
彼が二十歳までを過ごした台湾の、「日本統治下」という時代背景です。

教育の全てが日本語で強制的に行われ、あるいは通える学校も、
日本人か台湾人かで分けられていたようなことがらに始まり、
結局、ことがらだけではとても説明しきれない51年間という膨大な年月が、
台湾の国と、そこで育った人たちにどう、痕を残したのだろうか。

そんなことが、郭さんの映像や言葉に触れながら、
心のどこかで気になって仕方ありませんでした。
郭さんは、日本統治下の台湾で育ったことについて、
決して良し悪しでは語りませんでしたから、尚のこと・・・。
(日本と台湾のどちらもで名前を残された郭さんには、
それを否定的・批判的に受け止めることはあまり、されないでしょうが)

今週いっぱいの上映なのですが、ご都合が合えばぜひご覧になってください。

わたしは、この映画を作られた
酒井充子さんという1969年生まれの監督にも関心を持ち、
彼女が作られた前作『台湾人生』もどこかで見たいなー、と思っています。

中村奈津子

あ、台湾と言ってわたしが思い出すのは、沼崎一郎さんのご研究ですね。
こんなご著書もありました。


| 流れ星日記 | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://plannet.sankakudo.net/trackback/1620747
トラックバック