参画堂日記

わたしをつくる、仕事をつくる、社会をつくる。
NPO法人参画プラネット オフィシャルブログ

CALENDAR
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 虹色日記352:男女共同参画奨励賞を受賞しました
    深井希代 (10/10)
  • さざ波日記:428_NPOのチカラ2013―それは、「女縁」からはじまった!
    のりこ (04/06)
  • さざ波日記:428_NPOのチカラ2013―それは、「女縁」からはじまった!
    手しごと屋 (04/04)
  • 流れ星日記1012:『隣る人』レビューです。
    なつこ (11/24)
  • 流れ星日記1012:『隣る人』レビューです。
    masayo akasi (08/11)
  • さざ波日記:404_「違いを共に生きる」講義(愛知淑徳大学にて)から
    的場かおり (07/04)
  • 流れ星日記999:お礼、そしてこれからも。
    yukiko (06/24)
  • 虹色日記331:Cinemaな日@『別離』
    なつこ (06/03)
  • 流れ星日記969:「レジリエンス☆こころのケア講座」ファシリテーター養成講座へ
    なつこ (03/11)
  • 流れ星日記969:「レジリエンス☆こころのケア講座」ファシリテーター養成講座へ
    こんちゃん★ (03/10)
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
無料ブログ作成サービス JUGEM
ネクストステップ日記
元気な彼女は40代、夫の経営する事業を手伝っている。

「結婚してからずっと経理を任されてきたんですけど、
このまま年を取るのもなんだかイヤだなと思って」キャリア・ナビゲートを受けに来たという。
コンピューターを基礎から学びたいと専門学校入学を考えているらしい。
ふと参画プラネットのスタッフが先日卒業した女性向け職業訓練コースを思い出した。
たしか明日が今期の募集の締切日のはず。
すぐに本人に直接問い合わせるように連絡した。
それから数ヶ月後、「今日、卒業式でした!」と彼女がつながれっとを訪ねてくれた。
聞けば、あれからすぐ申し込み、3ヶ月間毎日通学したとのこと。
最初は無理だろうと高を括っていた夫も、毎日通う彼女に何も言わなくなり、子どもたちは資格試験の勉強に必死の母親を見て「なんだか、ちょっと見直したみたいです」。

誰からも評価されず、それが当たり前だと思っていた女性が、ふとしたことから社会に一歩踏み出し、努力し、認められた経験は何物にも代えがたいはず。
そのきっかけ作りのお手伝いができたかと思うと、私もとても嬉しくなった。
(重原敦子)
| ネクストステップ日記 | 13:04 | comments(0) | - | - | - | ↑PAGE TOP
ネクストステップ日記
「私、息子に『ママは輝いているね』と言われたいんです」と30代の女性が話し始めた。

結婚前の職場では地位も責任も与えられ自信を持って働いていたが、転勤族の妻となり、母となって各地を転々としてきたと言う。
「こんなに幸せな生活なのに、不満を言ってはいけないですよね」と微かに笑う彼女は、
この言葉を初めて口にしたのだろう。

「だって、あなたは心に違和感があるから、ここに来てくれたのでしょう?」という私の問い掛けに、はらはらと涙がこぼれた。
なんだかすっきりしない自分、息子に認められたい自分、かつてはキラキラしていたはずなのにくすんでしまった自分。
それらをすべて受け入れて、パートナーに自分の気持ちを伝え、そこからスタートしましょうと提案した。
学習でも仕事でも、自分が望めば、あなたにはあなた自身を前進させる権利があるというメッセージはしっかり受け止めてもらえたと思う。
| ネクストステップ日記 | 12:56 | comments(0) | - | - | - | ↑PAGE TOP
ネクストステップ日記
彼は、これから就活を始めるという大学3年生だった。
「キャリア・ナビゲートは大学生でもいいですか?」と
申し込みの時に心配そうに尋ねたのが印象に残っている。
約束の日時に彼は真新しいリクルートスーツで現れた。
自分なりに進めてきた自己分析や志望動機を、
容赦なく突き詰めていく私に、たじたじとしながらも
アドバイスを一言一句聞きもらすまいとメモする彼。
その真摯な姿勢にこちらもいっそう熱が入ってしまった。

大学生の応募書類を添削する時に思うのは、
自分の視点だけで物事を見る危うさだ。
彼らが書く志望理由や自分の長所・短所が、
採用担当者にどのようにアピールするのかを考えて欲しいと思う。
添削をする時は、さまざまな質問を重ねながら、
本人が気づいていない自身の長所や
経験から学んだアピールポイントを明確にしていくのが、
私の仕事だと思っている。

冒頭の彼は、めでたく第一志望の企業から内定をもらった。
報告の電話をもらった時には、「えっ?」と聞き返してしまったほど。
聞けば、エントリーしたほとんどの企業から内定を得たらしい。
「誠実」という言葉とともに、嬉しさがこみ上げてきた。
(重原惇子)
| ネクストステップ日記 | 10:00 | comments(0) | - | - | - | ↑PAGE TOP
ネクストステップ日記
あけましておめでとうございます。
重原惇子といいます。
参画プラネットの常任理事を務めています。
現在、名古屋市立大学人間文化研究科博士前期課程で学びながら、大学受験予備校で受験生の担任講師として、受験指導・進学指導にあたっています。

「ネクストステップ」をキーワードにこの日記を書いていきたいと思っています。「次の一歩」へのチャンレンジ実践を、さまざまな形でお伝えします。

まずは、現在進行中の私のネクストステップ実践である大学院での研究についてお話します。
研究テーマは、「指定管理者制度におけるNPOと行政の協働について」。各自治体で「公の施設」における指定管理者選定がすすめられています。06年9月までに、全国10万ヶ所の「公の施設」の管理が民間に移行するといわれます。「官から民へ」の大きな流れのなかで、この制度がどんな意味を持つのかを、自治体・企業・NPOそして市民といったさまざまな視点から研究しています。

単位取得のためとはいえ、この1月中に5本の課題レポートを提出せねばならず・・・必死です!
でもね、その5本が「アメリカ文学」「青年心理学」「家族社会学」「英語教育」「音楽研究」って一体?!

NPO法人参画プラネットのホームページ
| ネクストステップ日記 | 01:30 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP